PR » blog ツール
座禅草
2012年03月23日
雪を溶かす?
豆知識

積雪地に咲くザゼンソウの回りの雪はザゼンソウを中心に円形に融けています。まるでザゼンソウが雪を融かしているようです。これは仏炎苞からの輻射熱によるものと考えています。しかし開花中の肉穂花序がずいぶん高温であることが知られていましたので白馬村で温度測定を行ないました。
花の温度は小形のサーミスター電極を直接肉穂花序に差し込み測定しました。開花期の気温はずいぶん低く、最低気温は-9.0℃、6回の測定の平均最低気温は-5.6℃でした。仏炎苞は凍結していたにもかかわらず、肉穂花序は20℃にも保たれていました。これは明らかにザゼンソウが熱を発生しているから保たれる温度です。ザゼンソウはなぜ熱を発しているのでしょうか。
この肉穂花序の温度は開花の段階と関連があり、柱頭が開いている時期に最も高く、葯が開き花粉がこぼれ落ちる時期には低くなっていきました。受粉になんらかの熱が必要なのでしょうか。一方、ザゼンソウは悪臭がありスカンクキャベツとも呼ばれています。おそらく匂いは、訪花昆虫を呼ぶためのものと考えられますので、この熱生産は匂いの物質とも関係があるかも知れません。このようにずいぶん不思議なことをしている植物なのです。
だそうです
お名刺他印刷は

『小さな幸せ大切に
』
豆知識

積雪地に咲くザゼンソウの回りの雪はザゼンソウを中心に円形に融けています。まるでザゼンソウが雪を融かしているようです。これは仏炎苞からの輻射熱によるものと考えています。しかし開花中の肉穂花序がずいぶん高温であることが知られていましたので白馬村で温度測定を行ないました。
花の温度は小形のサーミスター電極を直接肉穂花序に差し込み測定しました。開花期の気温はずいぶん低く、最低気温は-9.0℃、6回の測定の平均最低気温は-5.6℃でした。仏炎苞は凍結していたにもかかわらず、肉穂花序は20℃にも保たれていました。これは明らかにザゼンソウが熱を発生しているから保たれる温度です。ザゼンソウはなぜ熱を発しているのでしょうか。
この肉穂花序の温度は開花の段階と関連があり、柱頭が開いている時期に最も高く、葯が開き花粉がこぼれ落ちる時期には低くなっていきました。受粉になんらかの熱が必要なのでしょうか。一方、ザゼンソウは悪臭がありスカンクキャベツとも呼ばれています。おそらく匂いは、訪花昆虫を呼ぶためのものと考えられますので、この熱生産は匂いの物質とも関係があるかも知れません。このようにずいぶん不思議なことをしている植物なのです。
だそうです
お名刺他印刷は

『小さな幸せ大切に

Posted by mana*♡ at 10:09│Comments(2)
この記事へのコメント
座禅草初めて知りました。
植物の生命力もすごいですね。
ありがとうございます。
植物の生命力もすごいですね。
ありがとうございます。
Posted by ポコポコリ
at 2012年03月23日 18:54

TV見て調べたんですよ
私も座禅草初めて知ったのです。
私も座禅草初めて知ったのです。
Posted by mana* at 2012年03月24日 10:26